2020-02-12 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第1号
軽いものにするというのは、重い重油とディーゼルオイルを混ぜると軽い、サルファー分の少ないものができますので。ということで、一時的に例えばシンガポールなんかでのディーゼルオイルの値段が上がったとかいうこともあるんです。
軽いものにするというのは、重い重油とディーゼルオイルを混ぜると軽い、サルファー分の少ないものができますので。ということで、一時的に例えばシンガポールなんかでのディーゼルオイルの値段が上がったとかいうこともあるんです。
東電におきましても、千葉地区の現状程度の原重油の使い方、サルファー分が現状維持でいいとは少しも思っておりません。年々できる限りローサルファーのものを使っていくという考えはあるわけでございます。しかしこれも物理的な関係もございますから、そうなりますと、今度は大井と違いまして、煙突を高くする、集じん装置をつけるというような別な手段で対策をやらざるを得ないというような事情でございます。
そういった入手というような関係がありますので、若干ある地域においてはサルファー分の高いものを使うときがある、ある地域においてはサルファー分の低いものを使う必要があるというようなことに、物理的になろうかと思います。しかし基本的には、地域地域の環境汚染の程度に応じて、この対策を進めていかなければならぬというふうに考えております。
○井上(亮)政府委員 おことばにありましたような直接脱硫したものも、いわゆるローサルファー化すわけでございますから、それでもけっこうでございますし、あるいは間接脱硫と先生もおっしゃいましたような脱硫装置をつけるということによって、サルファー分を少なくするということも必要でございましょう。
○福田(一)国務大臣 それはちょっとあれで、重油のほうがたいへんなんで、重油ですと、サルファー分がうんと圧縮されますから、なまだきのほうがまだ、ガソリン分がたくさん入っていてあれですから、いいということになるかもしれません。
そういう意味合いにおきまして、特にアラビア石油をたきます場合に、アラビアのものを重油にいたしますとサルファー分が相当多くなりますので、単一でこれを電気に使用いたしますことは、非常に大気汚染上問題があるわけであります。そういう面でいろいろそういった混合の問題も考えておるわけであります。